WILLER EXPRESS JAPAN は10月7日からデザインを刷新した3列シート車両「Luxia」を導入。三菱ふそうトラック・バス『エアロクィーン』スーパーハイデッカー仕様を基本とし、まず2台を関東~関西路線に投入する。これに先がけ、9月29日に東京・大崎で先行公開した。
Luxia=Luxury+楽(Raku)+幸せ(Shiawase)は、「友人の結婚式の2次会も終電を気にすることなく、夜遅くまで楽しみたい」「突然思い立った週末のお出かけも移動時間を気にせず快適に移動したい」といった20代後半から30代の女性の想いを具現化したモデル。
スーパーハイデッカー仕様でアイポイントが高くなった客室は、リビングのフローリングやスタイリッシュなソファをイメージ。シートは、幅(肘かけ含む)570mm、(座面最大)515mm、リクライニング最大傾斜度146度、シート間隔1160mmで、木材・木目調のアームレスト・テーブルといったアイテムと組み合わさる。
外観デザインは、同社が高速バスに本格参入したころから続く上下ピンク+白のデザインをやめ、「W」の文字が重なるパッチワーク状の模様を採用。ピンクの色調も2色展開。正面から見ると、これまでのバンパー部分のピンクがなくなり、すっきりした感じに。
後面は、大きな「W」の文字に、女性たちが笑うモノクロ調のフォトが重ねてラップされ、高速道路でこのバスに追い越されても、ウィラー車両とひと目でわかるデザインに仕立てた。
この後面の3人の女性が海岸で戯れるフォトは、2台とも違ったシーンのものがラップされる。3人の顔アップ版が車番570、広い海が見えるタイプが車番569。今後の後面のデザイン展開については「未定」という。