ドイツの高級車、メルセデスベンツは9月上旬、8月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、4万1072台。前年同月比は25.4%増と大きく伸び、42か月連続で前年実績を上回った。
メルセデスベンツを擁するダイムラーは、北京汽車との間で、中国合弁会社の北京ベンツを設立。2006年からメルセデスベンツ『Eクラス』を、2008年から『Cクラス』を現地生産している。
また、2010年5月には、中国専用のロングホイールベース車、『EクラスL』を生産開始。2011年12月からは、『GLK』が現地生産車に加わった。さらに2015年11月からは、GLK後継車の『GLC』の現地生産を開始。
メルセデスベンツの8月の中国新車販売では、セダン系とSUVともに、販売が好調。また。4月下旬に開催された北京モーターショー16では、新型EクラスLを発表しており、今後の販売増が見込まれる。
メルセデスベンツは2015年、中国で37万3456台を販売。前年比は32.6%増と、3年連続で2桁増を達成した。2016年1-8月は、前年同期比31.1%増の29万8348台を販売している。