湘南モノレール、500形のカットモデルを本社に設置

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本社敷地内で設置作業が行われている551編成の「カットモデル」。9月25日にお披露目式が行われる。
  • 本社敷地内で設置作業が行われている551編成の「カットモデル」。9月25日にお披露目式が行われる。
  • カットモデルを後ろから見たところ。運転台の部分のみ切断して本社敷地内で保存する。
  • 在りし日の551編成(2009年8月)。3両のうちカットモデルになったのは写真最後尾の車両になる。今年6月の同編成の引退をもって500形が消滅した。

湘南モノレールは9月15日、500形電車の「カットモデル」を本社敷地内(神奈川県鎌倉市、湘南モノレール湘南深沢駅から徒歩5分)に設置すると発表した。9月25日にお披露目式を行う。

500形は1988年から1991年にかけて18両(3両編成6本)が導入された、湘南モノレールの電車。2004年にデビューした5000系電車に順次置き換えられ、今年6月までに全ての車両が引退した。

発表によると、500形のうち最後まで運用された551編成の運転台部分を切断して本社敷地内に設置。500形の運転台の雰囲気を体験できるようにした。同社が実際に使用した車両を保存するのは、これが初めてという。

お披露目式は9月25日の13時30分から15時まで行われる予定。開催後、記念撮影と運転台乗車体験が行われる。記念撮影・乗車体験は先着50人までで、整理券が12時から配布されるが、混雑時などには配布を前倒しする場合がある。

《草町義和》

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