ドイツの高級車メーカー、アウディは9月13日、中国における8月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は4万9154台。前年同月比は8.8%増と、8か月連続で前年実績を上回った。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。
8月の車種別の販売実績では、『Q3』が8121台を販売。前年同月比は45.6%増と大きく伸びた。またアウディは2014年夏から、広東省の仏山新工場において、『A3セダン』の現地生産を開始。この『A3』シリーズも8月、25.7%増の7444台を売り上げた。
また、A4Lの新型が順次、中国の販売店に到着。アウディによると、2009年の初代A4Lの中国導入以来、年間販売はおよそ6倍に増加しているという。
アウディは2015年、中国で前年比1.4%減の57万0889台を販売。2016年1‐8月は、前年同期比6.8%増の38万5734台を販売している。