高市総務大臣は、三菱自動車の燃費不正問題で、8車種がカタログ燃費より悪い燃費だったことに関して、納税不足額が自動車取得税が5億円程度、自動車税が2億円程度になるとの見込みを発表した。
三菱自は8月30日、現行販売している8車種について、国土交通省の調査数値がカタログ燃費値と乖離しているとして燃費値の修正を届け出て、翌日に国土交通省が新たな燃費値を確定した
新燃費値によると不正のあった8車種のうち3車種は「自動車取得税のエコカー減税」、「自動車税のグリーン化特例」などの修正が生じ、納税不足額が発生する。
高市大臣によると「納税不足額は、一定の前提を置いた上で機械的に試算すると、自動車取得税が5億円程度、自動車税が2億円程度になると見込んでいる」としている。
また、「納税不足額は、三菱自動車が負担するということを前提として、具体的な納付方法などについて早急に調整していく」としている。