東武鉄道、SL火入れ式にあわせ記念切符

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火入れ式にあわせて発売される記念切符。硬券2枚と台紙がセットになっている。
  • 火入れ式にあわせて発売される記念切符。硬券2枚と台紙がセットになっている。
  • 台紙は蒸気機関車の搬入時の写真などがデザインされている。

東武鉄道は9月12日から、「東武鉄道 SL復活運転 SL到着・火入れ式記念乗車券」を東武線の主な駅などで発売する。発売額は1000円。

東武は2017年夏をめどに、鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間(栃木県日光市)12.4kmでSL列車を運転する計画を進めている。使用する蒸気機関車はJR北海道から借り入れたC11形の207号機で、8月19日に南栗橋車両管区(埼玉県久喜市)に搬入。9月12日には火入れ式が行われる予定だ。

発表によると、記念乗車券はC11 207の到着と火入れ式の実施を記念するもの。南栗橋駅から590円区間の大人用片道乗車券と、下今市駅から410円区間の子供用片道乗車券の各1枚(いずれも硬券)をセットにして発売する。台紙のデザインは「SLの重厚感」を感じさせるものとし、復活運転の概要や搬入の様子などが紹介されている。

3000セットの限定販売で、浅草駅や池袋駅など東武線の55駅と東武グループツーリストプラザ(東京ソラマチ)で発売される。

《草町義和》

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