VW GTI に特別限定モデル…GTI 40周年記念の第2弾

自動車 ニューモデル 新型車
フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション
  • フォルクスワーゲンゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション

フォルクスワーゲングループジャパンは、“GTI”40周年記念特別限定モデルの第2弾、『ゴルフGTIクラブスポーツストリートエディション』を、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催されたGTI Meeting Japanにて公開した。350台限定で、価格は449万9000円。

同社代表取締役のティル・シェア氏は、GTIデビューのエピソードとして、「VWのエンジニアが、自分の仕事が終わった後に残業もいとわずに会社に残り、秘密のプロジェクトとして、妥協なき走りを追い求めて作り上げたのがGTIだ」という。

そして、「出来は素晴らしいもので、当時最先端だった燃料噴射システムや、スポーティな内外装。そしてなによりもドライバーのハートを揺さぶる走りの良さに、当時の経営陣は5000台なら作っても良いとし限定車として生産された。これがGTIの始まりだった」と話す。

当時アウトバーンの追い越し車線を疾走するGTIのイメージから、アウトバーンを民主化したといわせ、ホットハッチというカテゴリーを作り上げた。「それ以降GTIは世代を重ねるごとに、常に進化を続け、時代の一歩先を行くゴルフのスポーツモデルとして、また、『ルポ』や『ポロ』などにモデルバリエーションを広げていった。そして、GTIとしてのDNAを確実に受け継ぐことで、他社の追随を一切許さない、絶対的なブランドに成長した」とシェア氏は述べた。

その40周年記念モデルとして、「ゴルフGTIクラブスポーツトラックエディション」を日本では400台限定で導入。続く第2弾として同ストリートエディションを発売した。

パワートレインは、トラックエディションと共通で、『ゴルフR』の2.0TSIエンジンをベースに、『ゴルフGTI』よりも45psアップさせた、265ps、350Nmのエンジンに6速DSGを組み合わせる。さらに、キックダウンさせると約10秒間、290ps、380Nmを発生するブースト機能が備わっている。また、電子制御油圧式のフロントディファレンシャルロックや大径四輪ベンチレーテッドブレーキディスクや、アダプティブシャシーコントロール「DCC」も専用に装備された。

エクステリアでもクラブスポーツ用のハニカムグリルやフロント、リアバンパー、リアスポイラーが装着されるほか、ストリートエディション専用として、225/40R18タイヤと7.5J18インチアルミホイールと、専用のファブリックとアルカンターラのシートが装備され、トラックエディションよりも機能、快適装備を充実させた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集