フォード GT 新型を増産へ…生産期間を2年延長し4年間に

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フォード GT 新型
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米国の自動車大手、フォードモーターは8月19日、新型スーパーカー、フォード『GT』の生産期間を2年延長し、4年間にすると発表した。

新型フォードGTは2015年1月、デトロイトモーターショー15で発表。先代が2006年に生産を終了して以来、9年ぶりに復活。時代の要請に応え、新型は環境性能に配慮したスーパーカーとして誕生した。

パワートレインは、フォード自慢の環境エンジン、「エコブースト」。ミッドシップには、新開発の3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットが収まる。トランスミッションは7速デュアルクラッチで、トランスアクスルレイアウトを採用。最大出力は、600hp以上を引き出す。

当初、フォードモーターは、新型フォードGTを2年間限定生産車にする計画だった。しかし、2年間で500台の生産枠に、多くの購入希望者が殺到。そこでフォードモーターは、新型GTの生産期間を2年延長し、4年間にすることを決断した。

フォードパフォーマンスのDave Pericakグローバルディレクターは、「すべての購入希望者分の台数を生産することはできない。多くの顧客の要望に応え、生産台数の追加を決めた」と述べている。

《森脇稔》

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