ドイツの高級車メーカー、BMWが一部車種に設定しているプラグインハイブリッド車(PHV)。同車の2016年内生産分が、完売の人気になっていることが分かった。
これは8月中旬、BMWグループの営業およびマーケティング担当、イアン・ロバートソン取締役が明らかにしたもの。「BMW『7シリーズ』や『3シリーズ』の電気駆動モデルの他、販売中の『2シリーズ アクティブ ツアラー』といった電気駆動モデルの年内分は、すでに完売した」と公表している。
BMWのPHVは、とくに欧州での人気が高い。それは、各国政府がインセンティブなどの導入支援策を行っており、充電ステーションなどのインフラ対策の整備も進んでいるため。
また、日本市場においても、BMWは3シリーズの「330e」、2シリーズ アクティブ ツアラーの「225xe」と、PHVの導入に積極的。
BMWグループのイアン・ロバートソン取締役は、「BMWグループは持続的に販売実績を維持しており、収益ある成長を続けている。この成長はプロダクト全体にわたっている」と述べている。