ホンダが8月25日、日本国内で発表した新型『NSX』。新型では、4種類の走行モードが選択でき、モードに応じて、エンジン、モーター、トランスミッション、足回りなどの設定が変化する。新型NSXには、「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」と呼ばれる走行モード切り替えスイッチを採用。「Quiet」、「Sport」、「Sport+」、「Track」の4種類のモードが、センターコンソールのダイヤルスイッチを操作して、切り替えられる。Quietモードは、その名の通り、低速域を静かに走行するEVモード。また、加速時などにエンジンが始動した際にも、エンジン回転数は4000rpm以下に抑えられる。アクティブエグゾーストおよびインテークサウンドコントロールによって、エンジン音を静かに保つ。Sportモードは、Quietモードに対して、エンジン回転数4000rpmの上限を解除。スロットルはシャープになる。9速デュアルクラッチトランスミッションは、エンジン回転数を高めに保持するセッティングに変化する。Sport+モードでは、9速デュアルクラッチトランスミッションのシフトチェンジ時間を短縮。スロットルは、さらにシャープになり、モーターも加速を最大限アシストする設定に。ダイレクト・ヨー・コントロールや電動パワーステアリングは、スポーツ寄りに変化。エンジンの吸排気音も、アクティブサウンドコントロールによって刺激的なサウンドを発生する。Trackモードは、サーキット走行用のモード。ラップタイムを短縮するために、すべての設定が最もスポーツ寄りに変化。発進時にエンジンと3モーターをフル活用した加速を実現する「ローンチモード」も装備。エンジン吸気音は、ヘルメットを着用していても、スポーティなサウンドが耳に届くように演出されている。
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