ホンダの米国法人、アメリカンホンダは8月上旬、7月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、15万2799台。前年同月比は4.4%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が3万1946台を販売。前年同月比は7.4%減と、2か月ぶりに減少した。『フィット』は5432台を販売。前年同月比は25.4%増と、2か月連続のプラス。『シビック』は7月、2015年末にセダンへ新型を投入した効果で、5.8%増の3万2952台と、11か月連続の前年超え。アコードの販売台数を超えた。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、主力車種の『CR-V』が、3万6017台。前年同月比は13.3%増と、2か月連続で前年実績を上回る。中型SUVの『パイロット』は、8%増の1万0350台と、2か月連続の増加。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比12.6%減の1万1228台と、2か月連続で増加した。2015年5月に投入された『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)は、25.1%増の7394台と回復。
アキュラブランドでは、新型スポーツセダンの『TLX』が、3124台。前年同月比は11.5%減と、4か月連続のマイナス。『ILX』は、前年同月比25.5%減の1201台と、3か月連続で減少する。
アキュラブランドのSUVでは、『MDX』が、前年同月比1.5%減の4902台と、18か月連続で減少。『RDX』は4320台を売り上げ、前年同月比は5.6%減と、3か月連続で減少した。
ホンダの2015年米国新車販売は、前年比3%増の158万6551台と、新記録を打ち立てた。2016年1-7月は、前年同期比6.8%増の49万0994台。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「市場に投入したホンダの新型車が、史上最高の個人需要を創出している」とコメントした。