【DS 3 新型】DS一番人気のDS3にもDSウイングをデザイン。6AT搭載で更に台数アップ目指す

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シトロエンから独立したDSブランド。その一番人気がプレミアムコンパクトハッチの『DS3』と『DS3カブリオ』だ。2010年のデビュー以来既に、全世界で40万台近くを販売しているという。

主な特徴は、「乗る人の個性を主張するDSならではのデザインと、カブリオやマニュアル車などを揃えた幅広いラインナップ。そして、パワフルで効率の良いパワートレインの搭載だ」とは、プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエン&DS PRマネジャーの村田佳代さんの弁。

DS3のもう一つの大きな特徴は、ボディとルーフのカラーコンビネーションが選べるビークルパーソナリゼーションだ。日本でもボディとルーフ、トランスミッションの組み合わせで55パターンの中から、好きな1台を選ぶことが可能だ。更にシフトノブや、ホイールのセンターキャップをルーフカラーと揃えたり、ルーフステッカーなどのアクセサリーも豊富にあることから、「バリエーションは無限大に広がるので、まさに自分らしさを表現できるクルマだ」という。

デザイン面では、屋根が浮いたように見えるフローティングルーフや、Bピラーわきにあるシャークフィンデザインは、「サメの背びれをモチーフにしてデザインなど、サイドビューにも特徴が多い」と村田さん。更に、リアではLEDを組み合わせた3Dのコンビネーションランプは、「後ろにも見せつけるような魔力を持ち合わせている」と述べる。

DS3カブリオは、昨年秋にオートマチックを搭載したことで、女性や若いユーザーが増えて、カブリオの販売比率が高まった。また、「ルーフのデザインが洗練されているといわれるが、機能面でも充実したモデルだ」と村田さん。具体的には、電動ソフトトップは閉めきった状態からフルオープンまでは約16秒。更に100km/hの高速走行での開閉も可能なのだ。またこのサイズのオープンで5人乗りも大きな特徴だ。

そして、新型では、リアガラス周りのキャンバス地のデザインが変更になった。村田さんによると、「これまではルーフの色に関わらずブラックだったものから、ルーフと同じキャンバスが貼られるようになった」と説明した。そして、新型ではハッチバック、カブリオレともDS全車共通モチーフのDSウイングをフロントにデザインされている。

搭載されるパワートレインは、カブリオとシックには1.2リットル3気筒ターボエンジンにEAT6(6速オートマチック)を搭載。スポーツシックは1.6リットルターボに6速MTを搭載している。価格は259万円からで、年内に600台程度の販売を目標としている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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