ビーマップ、交通機関の車載向けコンテンツ配信サーバーを提供開始

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ビーマップは、列車・バス・船舶など交通機関向けコンテンツ配信サーバー「Air Compass Media」(エアコンパス・メディア)を開発、22日より販売・提供を開始する。

「Air Compass Media」を交通機関が導入することにより、列車・バス・船舶などの利用者は、スマートフォンのWi-Fi設定を行なうだけで、映画、ドラマ、雑誌などのコンテンツを観ることができる。

ビーマップは長年、Wi-Fiに関するシステム開発に携わっており、大手の通信会社をはじめ、APベンダー・SIerなどに技術・ノウハウを提供してきた。今後、自社で取り扱う商品群を「Air Compass」ブランドとして販売する。

近年、スマートフォンおよび通信環境の発展により、スマートフォンで動画などのコンテンツを観る習慣が広がっている。しかし高速鉄道や高速バスの中では、通信速度の問題で動画などリッチコンテンツが観られないことがある。一方、訪日外国人はバスなどで移動するケースが多く、長い移動時間をいかに過ごすかが問題だ。

「Air Compass Media」は、旅客事業者(鉄道・バス・船舶など)向けに、無料インターネットサービスを提供する際の利用者認証機能と、コンテンツ配信の仕組みを提供するサーバーだ。交通機関における機材の一部として設置することで、利用者の認証や、車内専用コンテンツの配信を提供する。交通機関を利用中のサービス向上や、従来型のテレビ+DVDによる映画上映サービスの置き換えなどで活用できる。

《高木啓》

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