三菱自動車は8月4日、三菱『eK』などのドアラッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、三菱『eK』『eKスペース』、日産『デイズ』『デイズ ルークス』の4車種で、2015年10月5日から2016年2月25日に製造された7万9501台。
右側ドアのドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがある。そのため、ドアが確実にロックされず、最悪の場合、走行中に開くおそれがある。
改善措置として、全車両、右側ドアラッチを良品と交換する(スライドドアラッチを除く)。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換する。
不具合は45件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。