【GARMIN vivomove classic インプレ前編】アナログ時計のようなフィットネスバンド

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vivomove classicのクラシックホワイトモデル
  • vivomove classicのクラシックホワイトモデル
  • 右がクラシックホワイト、左がクラシックブラック
  • 文字盤には時間表示としての針があるほか、左右に2つのバーがある
  • vivomove classicは上質なレザーバンド仕様
  • クラシックブラックは赤い秒針がワンポイントとなっている
  • しっとりとしたレザーバンド。生活防水となるが水がかかるようなときは外したほうがいい
  • 右サイドのバーが赤くなると「気分転換に歩きましょう」と促してくれる
  • 留め具もしっかりとした作りでライフログバンドとしても使える

ライフログバンド、vivo(ヴィヴォ)シリーズの最新モデルとして「vivomove classic(ヴィヴォムーブ・クラシック)」が登場した。シンプルなアナログ時計にさり気ない形でフィットネスバンドの機能を埋め込んだもの。クラシックホワイトとクラシックブラックの2種類があり、価格は2万4815円(税別)。

◆腕時計よりも不可欠な存在になるかも?

そもそもライフログバンドとは、気軽に手首につけておけば1日の活動量を自動計測できるものである。「万歩計がリストバンドになっただけでしょ」と想像する人もいると思うが、万歩計と言い切ってしまうのは適切ではなく、いわゆる活動量計というべきアイテムだ。1日の歩行数のみならず、移動距離、消費カロリー、運動レベルの強弱、睡眠時間とその深さが手首につけているだけで収集できる。

それでは、どんなことができるのか?ライフログバンドは24時間着用することで意味を持つウェアラブルアイテムだ。そのために必要とされるのはわずらわしさがなく、つけているのを忘れてしまうほどの軽さとコンパクト性だ。そのためベルトタイプのものがこれまでの主流で、シャワーを浴びるときも着用したままでいいことも特徴だった。

では、なにが魅力なのか?毎日の活動量を記録として保存することで健康維持や増進に役立つことである。目標数値をクリアしようといつもよりすこしだけ運動量が増える。日々の数字を確認し、自分自身のカラダの管理についてこれまで以上に意識を高める。それが健康維持や増進に効果を発揮する。現代人にとってライフログバンドは腕時計よりも不可欠な存在になると思うのだ。

◆見た目はシンプル、クラシカルでエレガントなデザイン

そんな便利なガジェットだが、いかにもアスリートっぽいバンド式のものに違和感がある人もいる。そこで腕時計タイプとして新登場したのがこのvivomove classicだ。価格も手ごろだし、従来のライフログバンドのようにボタンを何度も押して各機能の数値をローテーション表示することも排除した。機能はとてもシンプルで、腕時計を愛用してきた人にはこちらのほうが使いやすいと思う。

高級な機械式時計に存在するムーンフェイズのごとく、目標ステップ数までの達成度とデスクワークの時間が長くなった場合に運動を促すムーブバーを文字盤のゲージで表示するだけというシンプルなデザイン。1日を通してライフスタイルを追跡する活動量機能を備えたクォーツ時計といったところだ。クラシカルでエレガントなデザインなので、ビジネススタイルを損なうことなく、まるでアクセサリーを身に着けているかのような雰囲気で使用できる。それでいて文字盤を確認すればアクティブ状況を知ることができる。おそらくvivomove classicを知らない人がそんな仕草をみても、時間を確認しているだけだと思うだろう。

一目でわかりやすいシンプルなステップバーは文字盤の左側にある。動きがない時間を表示するムーブバーは右側だ。このあたりの使用感はインプレ中編でふれてみたい。

◆健康維持に最適なアイテム

ボタン電池1つで約1年間の長時間稼働を備え、起床から通勤、シャワーから就寝まで、24時間常に利用者のライフスタイルを追跡し続ける。健康維持を目的として頑張る熟年層にとても似合うと思う。

本体サイズは直径4.2cm×厚さ1.2cm。重量は約48gと軽量。クラシカルな革ベルトを採用しているので、入浴時は腕から外したほうがいい。睡眠時も同様だが、どちらも活動量は落ちるので1日のアクティブ状況を計るのにそれほど影響はないだろう。

今回紹介しているvivomove classicと同時に、ラバーバンド仕様のvivomove sports(ヴィヴォムーブ・スポーツ)もスポーツホワイトとスポーツブラックの2種類が発売されている。価格は1万8334円(税別)。

《山口和幸》

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