【VW パサートGTE ロングラン】バツグンの高速巡航性能でラクラク長距離ドライブ その1

試乗記 輸入車
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6月初頭に、フォルクスワーゲンのプラグインハイブリッド第二弾として追加された、『パサートGTE』を使ってのロングランイベントが開催された。

私とカメラマンに課された使命は、福岡まで飛行機で移動し、福岡からパサートGTEに乗って帰ってくること。文字で書くと簡単だが、実際はそんなに楽じゃない……、と思いつつのスタートだ。

VW日本が福岡で地元新聞社へのプレゼンテーションを行った関係で、福岡スタートは正午を回った時間となった。この手のイベントはときおり開催されているが、今回素晴らしかったのは「燃費は言及しない」という宣言。燃費を意識してしまうと、エアコンを使わなかったり、通常では考えられない速度で高速道路を走ったりすることになる。今回は全行程でエアコンはオン。高速道路走行時も流れに乗る、もしくは流れをリードするというペースでの走行となった。

スタート時。走行用バッテリーはほぼ満タンで、バッテリー走行予想距離は43km。ガソリンでの走行可能距離を合わせて773kmでのスタートとなった。基本の走りはHV(ハイブリッド)モードで行った。都市高速を使って博多の街から海峡の街、門司まで移動。昼食を済ませて、関門橋を渡り本州に入る。バッテリーによるモーター駆動と、エンジン駆動、そしてその両方を組み合わせたハイブリッド走行を繰り返しながらの走行となるが、バッテリーが介入するタイミングや切れるタイミング、どちらもモニターを見ながら意識してないとその切り替わりを感じることはない。ちょっと運転に集中しているうちに、バッテリー容量はゼロになってしまった。

高速道路を走るということで、基本的はACCをオン。レーンキープもオンとした。高速道路の移動はじつに快適だ。ACCは先行車を追従するタイプで、もっとも車間を詰めた状態でも少し開けすぎぐらいの印象(事実、しょっちゅう割り込まれる)。レーンキープは都市高速内やジャンクションなどのきつめのコーナーでは追い切れない様子。また、ペイントが薄い部分でも車線を逸脱することがあった。

あまりに快適なドライビングに、ステアリングを握る握力が弱まることがあり、その際にはアラームとともにメーター内の表示で警告が行われる。ステアリングを握っている状態だけをみているのではなく、ステアリング操作する力もみているので、警告が行われた際にはステアリングを握り直すだけでなく、少し操作しないと警告は消えない。

途中、眠気に襲われ、缶コーヒーとスルメイカ、ナッツに助けられながらも高速道路を走り続け、目指すは神戸。目的は夜景とのコラボ撮影。パサートGTEの室内は、ドアにブルーのアンビエントライト、足元にフットェルランプがあり、その雰囲気が神戸の夜景を思い出させたからにほかならなかった。

福岡から神戸まで走ってもまだまだエネルギーには余裕があった。神戸の夜景を満喫した続きは、「その2」でご報告しよう。

〈協力:VW〉

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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