日野自動車が発表した2016年上半期(1~6月)の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同期比1.7%減の8万6400台で2年ぶりのマイナスとなった。
国内生産は同5.5%減の7万1114台と4年連続のマイナス。海外生産はアジアで増加し、同20.5%増の1万5286台と、7年連続で前年を上回った。
国内販売は同4.4%増の3万1182台と5年連続のプラス。普通トラックの販売も同4.8%増と、5年連続で前年同期実績を上回った。普通トラック市場に占めるシェアは、1.1ポイントアップで38.3%となった。
輸出は中南米、欧州、アジア、オセアニア、中近東、アフリカ向けが減少し、同11.1%減の3万6692台と、4年連続でマイナスとなった。