ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは7月上旬、6月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万1352台。前年同月比は26.9%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
セダン系では、新型スポーツセダンの『TLX』が、2812台を販売。前年同月比は29.5%減と、3か月連続のマイナス。『ILX』は1114台を売り上げ、前年同月比は33%減と2か月連続で減少。最上級車の『RLX』は113台にとどまり、前年同月比は49.6%減と、マイナス傾向。
SUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比19%減の3718台と、17か月連続で減少。『RDX』は3593台にとどまり、前年同月比は28.9%減と、2か月連続で減少した。
アキュラの2016年上半期(1‐6月)米国新車販売は、7万8994台。前年同期比は9.3%のマイナスだった。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「2017年モデルのMDXなどにより、下半期(7‐12月)の販売の伸びが期待できる」と語っている。