【パリモーターショー16】ラ・フェラーリ にオープン版、画像公開

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ラ・フェラーリのオープン版
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イタリアの高級スポーツカーメーカー、フェラーリは7月5日、フランスで9月に開催されるパリモーターショー16において、『ラ・フェラーリ』のオープン版を初公開すると発表した。

ラ・フェラーリは2013年3月、ジュネーブモーターショー13で発表されたフェラーリの最高峰モデルで、フェラーリ初の市販ハイブリッド車。『F12ベルリネッタ』用の6262cc V型12気筒ガソリンエンジンは、最大出力が800psまで引き上げられ、9250rpmという高回転まで回る。これにフェラーリのハイブリッドシステム、「HY-KERS」から、モーターの最大出力163psが加わる。システム全体で963psという圧倒的パワーを引き出す。

HY-KERS は2モーター方式で、ミッドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、7速デュアルクラッチ・トランスミッションと1個目のモーターを一体設計。さらに、2個目のモーターは、エンジンの前方にレイアウト。2つのモーターは、バッテリー(二次電池)と接続される。そして減速時には、モーターがジェネレーターの役割を果たし、発生した電力をバッテリーに蓄える。

このHY-KERSが、排出ガスを低減すると同時に、パフォーマンスを向上。ラ・フェラーリは0‐100km/h加速3秒以下、最高速は350km/hオーバーの実力を誇る。

ラ・フェラーリについては、限定499台(クーペボディ)の生産を終了したばかり。そして今度は、オープン版が9月のパリモーターショー16でデビューする。フェラーリは、「正式な車名は、パリモーターショー16で明らかにする」と説明し、画像を3点公開している。

《森脇稔》

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