【ポルシェ 718ケイマン】日本初公開…受注は1年前の3倍ペース

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ポルシェ 718ケイマン
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ポルシェジャパンは7月1日、ミッドシップクーペ『718ケイマン』を都内で報道陣に公開した。従来のケイマンの大幅改良モデルで、『718ボクスター』と同様に改良を機に車名も変更された。価格は619万~865万4000円。

ポルシェジャパンでは4月28日から718ケイマンの予約受注を行っているが、同社の七五三木敏幸社長は「非常に出足は好調」とした上で、「昨年はケイマンの受注ペースは月30台くらいだったが、改良モデルはそのおよそ3倍に上がっている」と語る。

一方、同じくミッドシップのオープンモデル718ボクスターは2月から受注を開始しているが「だいたい1.5倍くらい。もともとボクスターとケイマンの販売比率はほぼ半々だったが、改良後はケイマンの受注ペースがボクスターを上回っている」と七五三木社長は明かす。

その背景について七五三木社長は「やはり価格政策。改良前はボクスターよりケイマンの方が価格帯が高かったが、改良を機にケイマンの方が安い設定にしたので、お客様は敏感に反応した」と分析している。ちなみに718ボクスターの価格は658万~904万4000円となっている。

718ケイマンの納期に関しては「日本で最初のデリバリーが始まるのがだいたい12月くらいからになる。受注状況を見ながら本社に日本向けの枠を増やしてもらうつもりだが、現在注文を頂いた車両の納車は早ければ2017年の第1四半期中にはできると思う」としている。

《小松哲也》

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