マセラティ クアトロポルテ と ギブリ、米国でリコール…ATに不具合

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イタリアの高級車メーカー、マセラティの4ドアサルーン、『クアトロポルテ』と『ギブリ』。両車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。マセラティの米国法人、マセラティノースアメリカから届け出を受けたクアトロポルテとギブリに関するリコールの内容を開示している。

今回のリコールは、オートマチックトランスミッションの不具合が原因。NHTSAによると、8速ATのシフトレバーのギアの位置を、ドライバーが誤って認識する場合があり、シフトレバーが「P」の位置と勘違い。この状態で車両から降りた場合、車両が動き出す恐れがあるという。また、この際、運転席のドアを開けると、警告音が直ちに発せられないのも、不具合にあたる。

リコールの対象となるのは、2014年モデル。2013年6月1日から2014年2月末までに生産され、米国で販売された1万3092台が、リコールに該当する。

マセラティノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店において、ソフトウェアを書き換えるリコール作業を行う。

《森脇稔》

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