6月18~19日フランスで決勝レースを行なった今年のルマン24時間耐久レース。LM-GTE Amクラスでは、フェラーリ『458イタリア』が、2年連続でクラス優勝を達成している。
LM-GTE Amクラスは、基本的にひとつ上のLM-GTE Proクラスとマシンのレギュレーションは同じ。大きな違いが、「参戦車両が1年落ちに限られる」という点。458イタリアは、後継車の『488GTB』ベースの『488GTE』が最新マシン。1年落ちのレーシングカーが、458イタリアとなる。
今年のルマンのLM-GTE Amクラスには、458イタリアの他に、ポルシェ『911RSR』、アストンマーチン『V8ヴァンテージ』、GMのシボレー『コルベットC7 Z06』が参戦。フェラーリ458イタリアは競合車とのバトルを制し、LM-GTE Amクラスでワンツーフィニッシュを飾った。
クラス優勝を果たした458イタリアは、スクーデリアコルセチームの62号車。2位は、AFコルセチームの88号車。
LM-GTE Amクラスをフェラーリが制したのは、2年連続。なお、3位のポルシェ911RSRを挟んで、4位にもフェラーリ458イタリアが入賞している。