マツダの米国法人、北米マツダは6月上旬、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万8328台。前年同月比は4.3%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、5027台を販売。前年同月比は9.9%減と、7か月連続で減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、1万0127台。前年同月比は1.8%減と、2か月ぶりの前年実績割れ。先代モデルを販売してきた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、在庫販売が終了。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、37台。前年同月比は93.9%減と、11か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、9951台。前年同月比は7.1%減と、3か月連続で前年実績を下回った。モデル末期の『CX-9』は616台にとどまり、前年同月比は68%減と、7か月連続で減少した。『CX-3』は1570台と、2015年夏の発売以来、販売は好調。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、新型投入により、2008年以降では5月の新記録の1000台を販売。前年同月に対して2.2倍と、12か月連続の前年超え。
マツダの2015年の米国新車販売は、過去20年で最高の31万9184台。前年比は4.4%増だった。2016年1-5月では、前年同期比9.6%減の11万9166台にとどまっている。