JAXA、ソーラー電力セイル探査機の公開実験…7月13日

宇宙 テクノロジー
今回使用するのは、電力セイル全体の1/4(1ペタル)
  • 今回使用するのは、電力セイル全体の1/4(1ペタル)
  • 2015年に行った類似実験の様子

宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、7月13日に相模原市立総合体育館で、ソーラー電力セイル探査機の公開実験を実施すると発表した。

宇宙科学研究所では、ソーラー電力セイル探査機による木星トロヤ群小惑星探査計画の実現に向けて、探査機システム、搭載機器の検討・開発・試験を進めている。特に、計画のキモとなる「電力セイル」は、実寸大モデルを2014~2015年度にかけて製作し、その製作手順を確認した。

今回、この実寸大モデルを相模原市の体育館で広げ、製作精度の確認と電力セイル上搭載機器の貼り付け作業を、一般に公開した状態で実施する。

まず電力セイルの展開作業とミッションを説明して電力セイル上搭載機器の貼り付け作業を行う。計画全体や今回行う実験についても説明する。

実験では、電力セイル1ペタルを広げ、寸法計測を行うとともに、電力セイルに搭載機器を貼り付ける。2010年に打ち上げた、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の電力セイルも同時に広げる予定。

《レスポンス編集部》

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