札幌市営地下鉄東豊線の7000形がラストラン…6月25日

鉄道 行政
6月25日が最後の運行となる東豊線の7000形。その台車枠は後継の9000形に流用されている。
  • 6月25日が最後の運行となる東豊線の7000形。その台車枠は後継の9000形に流用されている。
  • 7000形の引退により東豊線の車両は9000形に統一される。

札幌市交通局は6月25日、地下鉄東豊線の7000形電車が引退するのに伴い、栄町駅2番線ホーム(福住寄り先頭車付近)で引退セレモニーを開催する。開催時間は10時17分から10時32分まで。

7000形は1988年12月、東豊線栄町(札幌市東区)~豊水すすきの(中央区)間が部分開業した際に登場した同線初の車両。東西線用6000形をベースに1987年から1994年まで、3次にかけて4両編成20本が登場したが、後継の9000形が登場するのに際して、2015年1月から順次廃車が始まり、現在は1編成が残るのみとなっている。

引退セレモニーは、栄町10時31分発福住行きの発車に際して行われ、花束贈呈や感謝スピーチが予定されている。最終運行は折返しの福住11時00分発栄町行きとなる。なお、当日は、9時30分から11時30分まで、栄町駅コンコースの特設会場で7000形ペーパークラフトを先着1000人に無料配布する。配布は1人1個まで。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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