西武鉄道は6月13日、新宿線の野方~井荻間(東京都中野区・杉並区)と井荻~東伏見間(杉並区・練馬区・西東京市)の2区間について、連続立体交差事業(連立事業)の早期事業化を目指すと発表した。
連立事業は、鉄道の線路を高架橋や地下トンネルに切り替えることで、複数の踏切を一挙に解消して道路混雑の緩和を図る事業。2区間の連続立体交差化は今年3月、東京都の社会資本総合整備計画で「新規に着工を準備する区間」に位置付けられた。
新宿線ではこのほか、中井~野方間と東村山駅付近で連立事業による地下化・高架化の工事が現在進められている。また、東京都の踏切対策基本方針では、田無~花小金井間も「鉄道立体化の検討対象区間」として盛り込まれている。
西武鉄道は「事業主体である東京都や地元自治体と協力し、新宿線全体のさらなる安全性・利便性・快適性を高め、魅力ある沿線づくりに努めてまいります」としている。

 
    
 
          
 
           
           
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