「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」の主催団体は、英国で6月23日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2016」のヒルクライムに、新型ホンダ『NSX』が出走すると発表した。
同フェスティバルは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。
フェスティバルの恒例行事が、ヒルクライム。スーパーカーを含めた市販車のみならず、F1やWRC(世界ラリー選手権)マシンなどが同一コースを走行するとあって、毎年人気を集めている。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード名物のヒルクライムに、今年は新型NSXが出走することが決定。新型NSXは、米国工場で量産が開始され、第一号車が納車されたばかり。グッドウッドのヒルクライムが、新型NSXのパフォーマンスを欧州でアピールする格好の舞台となる。
なお、ドライバーには、F1のジェンソン・バトン選手が起用される予定。今年で17回目のグッドウッド参加となるバトン選手が、新型NSXを全開走行させてくれるだろう。