KLMオランダ航空は来年10月29日にフォッカー70(F70)型機全機を退役させる。
F70型機はKLMシティホッパー(アムステルダムに本拠を置く地域航空会社)が運航している。同社は来年秋までにフォッカー機からエンブラエル機(E190型機とE175型機)への更新を完了する。エンブラエル機への更新により、航空会社は運航コストを大幅に減らせることができる。
KLMは1996年にF70型機の運航を開始。KLMは2010年にF50型機、2012年にF100型機全機を退役させており、現在も運航しているKLMのフォッカー機はF70型機14機のみ。
KLMは2008年12月にE190第1号機、今年4月にE175第1号機を受領。KLMシティホッパーが運航するエンブラエル機は現在、E190型機30機とE175型機1機。更に再来年までにE175型機16機が引き渡される予定。