J.D.パワー アジア・パシフィックは6月2日、2016年コールセンター満足度調査の結果を発表した。
調査は、直近1年以内に企業のコールセンターに問い合わせをした一般消費者を対象に、その満足度をインターネット調査で聴取し、1万1300人から回答を得た。調査対象は、銀行、証券会社、生命保険会社、損害保険会社、クレジットカード会社、携帯電話事業者、固定インターネット回線サービス事業者、自動車メーカー。満足度の測定では、コールセンター利用時に経験する領域(ファクター)を予め設定し、各ファクターに関連する詳細項目への評価を基に1000点満点で算出している。
調査結果によると、損害保険会社が総合満足度669点で、調査開始以来5年連続トップとなった。以下、2位 自動車メーカー(668点)、3位 証券会社(666点)が続いた。
企業別では、1位 アメリカンエキスプレス(752点)、2位 ソニー損害保険(711点)、3位 ソニー生命(709点)の順。自動車メーカーでは日産自動車(694点)が8位に、トヨタ自動車(693点)が9位にランクインした。