【ホンダ アコード ハイブリッド】排熱回収ヒーティングシステム初採用「実用燃費を改善」

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ アコード 改良新型
  • ホンダ アコード 改良新型
  • ホンダ アコード 改良新型
  • ホンダ アコード 改良新型
  • 本田技術研究所四輪R&Dセンター 二宮亘治 氏
  • ホンダ アコード 改良新型
  • ホンダ アコード 改良新型

ホンダが5月26日に一部改良して発売した『アコード』には、ホンダ初となる排熱回収ヒーティングシステムが採用されている。開発責任者を務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの二宮亘治氏は「実用燃費を改善する取り組みとして開発した」と語る。

というのも「冬場と夏場の実用燃費の差がかなり大きいというのは開発の中でもわかっていた。例えば、かなり寒い時期で走行負荷が低いと、5~6kmエンジンが止まらない状態になる場合がある。そうすると通勤距離が10kmしかないと、エンジンを暖気するために燃料を消費してしまうことになってしまう」と二宮氏は明かす。

そこで「なるべく早く昇温するための技術」として、排熱回収ヒーティングシステムを開発、採用したわけだ。その仕組みは「排気熱を回収し、冷却水の昇温性能を向上することで、EV走行の開始が早まるとともに、早期のフリクション低下が促され、とくに低温時のショートトリップの実用燃費に貢献する」と二宮氏は解説する。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集