日本自動車工業会(自工会)が、5月17日に公表した日系自動車メーカーの2015年の米国での活動状況をまとめた『Investing in America』(米国への投資)。現地での雇用も増えている実態が分かった。
2015年の日系自動車メーカーの米国での総雇用者数は、46万2931人。この数字は、前年に対して1.1%増となり、過去最高となった。
46万2931人のうち、現地の販売店での雇用が最も多く、37万5143人。全体の8割を占める計算となる。
自動車メーカーの直接雇用は、8万7788人。その内訳は工場が6万0640人と最多。本社や営業などの管理部門は2万2062人、研究開発部門は5086人。
自工会は、「米国全土で日本の自動車メーカーが、質の高い仕事を提供し続けている」とコメントしている。