ホンダ 無限 シビック タイプR…限られたユーザーに向けた「無限」のパワー[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR
  • ホンダ 無限 シビック タイプR

限定750台があっという間に売り切れたホンダの『シビック タイプR』。ノーマル状態でも圧倒的なパフォーマンスを発揮するが、さらに1段上に行くパーツを無限が開発し装着したのが、「無限 シビック タイプR」だ。

NISMO・STI・無限・TRDの4社で構成されるワークスチューニンググループの合同試乗会で、無限が持ち込んだシビック タイプRは今年1月に開催された東京オートサロン2016の会場で展示されたマシンと基本的には同じだ。

エクステリアで目を引くのは、サイド部分を大きくえぐり、空気の流れをコントロールしているフロントバンパーと、ノーマルでも大きく存在感があったものが専用の物に交換されているリアウイング。幾度の風動実験を行いフロントバンパー、ディフューザー付きリアバンパー、リアウイングのマッチングを行い、空気の流れ・ダウンフォース・デザインの最適化が計られている。

フロントバンパーはフォグランプレスとなることで軽量化にも貢献、リアウイングは高さや位置について検証を重ね決定。ダウンフォース量を調整できるように2段階の調整式になっている。リアバンパーは、ノーマルの4本出しマフラーを1本出しのマフラーに変更することで軽量化を計り、それに合わせたデザインと空気の流れを計算した造りになっている。

マフラーは1本出しとなりセンターはステンレス、テールパイプはチタン製となる。これだけでもかなりの軽量化となる。

インテリアはフルカーボン製ボディシェルを採用した、フルバケットシートのMS-Rが2脚セット。包み込まれるホールド感と表皮にアルカンターラを採用したことで、座り心地の良さを発揮。激しいドライビングでも体がブレることなくクルマの操作に集中できる。アルミニウム素材に革をあしらったシフトノブや無限オリジナルの専用マットなど、ノーマルの黒×赤基調のインテリアと一体感のある仕上がりになっている。

無限 シビック タイプR専用にデザインされたアルミホイールは、切削鍛造として軽量化と高剛性を両立させ、スポーク側面を切削加工するなどして、標準装備ホイールに対して1本あたり3キログラムの軽量化をしている。

エンジンや足回りはノーマルの良さを活かし今回は手を加えていない。ダイナミックパフォーマンスをコンセプトに開発された専用パーツ群、そのコンセプトは示す通りの軽快かつダイナミックな走りに対応できる仕上がりになっている。

《雪岡直樹》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集