インド乗用車市場において、シェア第2位の韓国ヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)のインド法人、ヒュンダイモーターインディアリミテッドは5月2日、4月のインド新車販売の結果を公表した。
同社の発表によると、4月の総販売台数(輸出を含む)は、5万4420台。前年実績の5万1505台に対して、5.7%増と、プラスを保つ。
5万4420台の内訳は、インド国内販売分が4万2351台。前年同月比は9.7%増と、引き続き増加。一方、輸出分は1万2069台。前年同月比は6.5%減と、マイナスに転じた。
インド国内販売では、新型コンパクトSUVの『クレタ』をはじめ、『エリートi20』と『i20アクティブ』が好調。『グランドi10』も、販売が伸びる。
ヒュンダイの2015年度(2015年4月から2016年3月)インド国内新車販売は、過去最高の48万4324台。前年比は15.1%増となり、2桁増と好調だった。
ヒュンダイモーターインディアリミテッドのRakesh Srivastava営業&マーケティング担当副社長は、「優れたサービスと維持費の安さなどが、顧客に支持されている」と述べている。