国土交通省は、4月中に九州自動車道全線で一般車の通行を再開し、南北の大動脈を回復させると発表した。
国交省では、通行止めが続く高速道路で順次、一般車の通行を開放していく方針で、第2弾として、植木インターチェンジから嘉島ジャンクションまでの23km区間について、4月中に一般交通に開放する見込みが立ったとしている。
4月26日に一般開放した嘉島ジャンクションから八代インターチェンジまでの33kmとあわせて、九州を南北に連絡する大動脈を回復する。
また、建設中だった東九州自動車道椎田南インターチェンジから豊前インターチェンジまでの約7kmを4月25日に新規開通した。これにより、福岡・大分・宮崎を結ぶ九州の東側の高速道路が全通する。