【リコール】マセラテイ ギブリ など、フロアマットがアクセルに引っかかるおそれ

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マセラティジャパンは4月26日、マセラテイ『ギブリ』などのフロアマットとフロアカーペットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『ギブリ』と『クアトロポルテ』の2車種で、2013年4月16日~2016年1月21日に輸入された計3356台。

運転席のフロアマットについて、固定しない状態で使用すると、当該マットを固定するピンが運転者の足等の接触により破損することがある。そのため、フロアマットが前方にずれ、アクセルペダルをいっぱいに踏み込むと、アクセルペダルの先端がフロアマットに引っかかり、エンジン回転数が下がらなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ずれにくい素材のフロアマットおよび下端部が短いアクセルペダルカバーの対策品と交換する。なお、生産段階で、対策品のフロアマットが組付けられているものは、アクセルペダルカバーのみを対策品と交換する。

左ハンドル車の運転席用フロアカーペットについては、組付けが不適切なため、たわみが生じた状態で取り付けられているものがある。そのため、アクセルペダルをいっぱいに踏み込むと、アクセルアームとフロアカーペットが接触し、エンジン回転の下がりが遅くなるおそれがある。

改善措置として、全車両、フロアカーペットの状態を確認し、アクセルペダルアームと接触している場合はフロアカーペットの一部を切除する。

国内での不具合および事故は起きていない。イタリア本国からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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