フランスのシトロエンは4月20日、中国で4月25日に開幕する北京モーターショー16において、『E-エリーゼ』をワールドプレミアすると発表した。
同車は、シトロエンの中国市場における主力セダン、『C-エリーゼ』のEVバージョン。C-エリーゼはWTCC(世界ツーリングカー選手権)において、タイトルを2度獲得している。
また、シトロエンと東風汽車の中国合弁、東風シトロエンでは2015年、C-エリーゼが9万台を売り上げ、東風シトロエンの最量販車となった。
C-エリーゼのEV版のE-エリーゼでは、1回の充電で最大250kmを走行できる性能を有する。また、バッテリー(二次電池)はリチウムイオン。充電は通常6時間30分かかるが、急速チャージャーを使えば、30分で完了する。
東風シトロエンは2017年、E-エリーゼを中国市場で発売する計画。同社は、「中国EV市場において、主導的地位を目指す東風シトロエンの野望を反映したのが、E-エリーゼ」と、意欲を示している。