JR東日本の東京・横浜両支社は4月19日、東海道本線の特急『踊り子』で車掌による車内改札(検札)をやめると発表した。4月25日から開始する。
発表によると、『踊り子』『マリンエクスプレス踊り子』『リゾート踊り子』の指定席で、検札の省略サービスを実施。あらかじめ普通車・グリーン車の指定席を購入し、切符に指定された席を利用する場合に限り、検札が省略される。自由席の利用者や指定席の切符を持っていない利用者などに対しては、引き続き検札が行われる。
JR東日本の検札省略サービスは、車掌が携帯情報端末により指定席の発売情報を確認し、これにより指定席利用者に対する検札を省略するもの。現在は新幹線列車のほか、在来線特急『成田エクスプレス』『ひたち』『ときわ』『日光』『きぬがわ』『スペーシアきぬがわ』『あずさ』『スーパーあずさ』『かいじ』『はまかいじ』『草津』『あかぎ』『スワローあかぎ』で導入されている。