BMW M2 クーペ、Moto GPセーフティカーに起用

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BMW M2 クーペのMoto GPセーフティカー
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ドイツの高級車メーカー、BMWは2016年シーズンの「Moto GP」の公式セーフティカーに『M2クーペ』が起用されると発表した。

BMWは1999年から、世界最高峰の二輪ロードレースMoto GPに公式車両を提供。ここ数年では、2011年シーズンが『M5』、2012年シーズンは『M6クーペ』、2013年シーズンは『M6グランクーペ』が、Moto GPのセーフティカーを務めてきた。2014年からは、2年連続でM4クーペがMoto GPの公式車両に。2016年は、最新のM2クーペがセーフティカーを務める。

M2クーペは、BMWの小型クーペ、『2シリーズ クーペ』の頂点に立つ高性能グレードとして誕生。ハイライトは、新開発の直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン。最大出力は370hp/6500rpm、最大トルクは47.4kgm/1400-5560rpmを引き出す。

トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチ。M2クーペは、0-100km/h加速4.3-4.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が270km/h(リミッター作動)に到達する。

モータースポーツの技術を生かして、足回りをチューニング。Mスポーツサスペンション、Mコンパウンドブレーキ、Mサーボトロニックステアリング、アクティブMディファレンシャルなどが採用された。

このM2クーペが、2016年シーズンのMoto GPの公式セーフティカーに起用。BMW Mの手によって、フラッシュライトやロールケージ、バケットシート、消火器、無線システム、専用デカールなど、セーフティカーらしい装備が加えられている。

《森脇稔》

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