【トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型】全長維持もクラストップの前後乗員間距離に

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トヨタ パッソ/ダイハツ ブーン 新型
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トヨタ自動車『パッソ』とダイハツ工業『ブーン』は6年ぶりの全面改良を機に、ボディサイズはキープしつつ室内空間を拡大することで、クラストップの前後乗員間距離940mmを確保した。

新型の開発を手がけたダイハツの正木淳生エグゼクティブチーフエンジニアは「先代は少し閉塞感がある後席だったので、これをどうしても解消したかった」と明かす。

というのも「お客様のニーズに合わせた商品提案を行うため徹底したユーザーニーズの吸い上げを行ったところ、お客様からは取り回しの良さといった車両のサイズについてはご好評頂いているものの、室内空間の広さに課題があることが明白になった」からだ。

そこで「車両の全長全幅を維持し、運転が苦手な方でも扱いやすいコンパクトなサイズはそのままで、ホイールベースを50mm拡大するとともにリアシートを後方に配置することで、前後乗員間距離を従来よりも75mm拡大し、クラストップレベルの940mmとした」という。

全長をキープしたままホイールベースを拡大した結果、気になるのが荷室スペースだが、正木氏は「荷室は少し短くなった」と認めつつも、「ベビーカーやスーツケース、燃料ポリタンクなどは先代と同じものが同じように積める。荷室の後ろのオーバーハングも少し削ることで、使用性は変わっていない」と強調した。

《小松哲也》

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