フォルクスワーゲンの主力車種、『ゴルフ』の市販EV、『e-ゴルフ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカから、e-ゴルフに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。
今回のリコールは、EVパワートレインの不具合が原因。フォルクスワーゲンオブアメリカによると、バッテリー(二次電池)の制御システムに不具合があり、走行中に突然、モーターが停止する恐れがあるという。
リコールの対象になるのは、2015-2016年モデルのe-ゴルフ。米国で販売された5561台が、リコールに該当する。
フォルクスワーゲンオブアメリカでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、バッテリーの制御ソフトウェアを更新するリコール作業を実施する。