東京メトロ、南北線の初期車をリニューアル…「波」のような帯を採用

鉄道 企業動向

8月から順次運行を開始する南北線9000系1次車のリニューアル車。「ウェーブデザイン」の帯が上下に設けられる。
  • 8月から順次運行を開始する南北線9000系1次車のリニューアル車。「ウェーブデザイン」の帯が上下に設けられる。
  • 車内端部の設備配置は大きく変更され、クロスシートを撤去するとともにフリースペースを増やす。
東京地下鉄(東京メトロ)は3月29日、南北線で運用している9000系電車のうち、1次車のリニューアルを行うと発表した。8月中旬から運行を開始する。

9000系は1991年11月、駒込~赤羽岩淵間の開業にあわせて1次車編成が運行を開始した。当初は4両編成だったが、現在は南北線の延伸にあわせて2両を新造・増結して6両編成に変わっている。

東京メトロの発表によると、1次車の01~08編成をリニューアル。車体側面の窓下帯は「お客様に柔らかさと躍動感」を感じてもらうため、縦方向に動きのある「ウェーブデザイン」に変える。

また、車体側面の上部にも識別帯を入れる。ホーム上部が開放されているタイプのホームドアが設置されている駅では、識別帯により南北線の車両であることを分かるようにする。内装も南北線の車両であることが分かるよう、床材と座席横の仕切りの色を南北線の路線カラーであるライトグリーン系にする。

車両端部の設備は現在、1編成につきクロスシートが8カ所(うち優先席は5カ所)、ロングシートが10カ所(同7カ所)、フリースペースが2カ所となっているが、クロスシートを撤去して全ての車両にフリースペースを設ける。これにより、車両端部はロングシートが14カ所(うち優先席10カ所)、フリースペースが6カ所に変わる。

制御装置は高効率のフルSiC素子を採用。補助電源装置も高効率SiC素子を採用したSIVを2台搭載するが、消費電力が少ない場合は2台のうち1台を自動的に休止させる「並列同期/休止運転方式」を採用し、エネルギーロスを減らすという。
《草町義和》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめの商品

鉄道 アクセスランキング

  1. ホームドア設置計画とホーム警備員増配置を見直す...東京メトロ

    ホームドア設置計画とホーム警備員増配置を見直す...東京メトロ

  2. ホームドア設置「前倒しは難しい」...東京メトロ

    ホームドア設置「前倒しは難しい」...東京メトロ

  3. JR東海、高山本線の高山駅を橋上化…通路に「祭屋台」

    JR東海、高山本線の高山駅を橋上化…通路に「祭屋台」

  4. JR西日本、山陰エリアにICカード導入…岡山エリアと接続

  5. JR九州の蓄電池電車、若松線で10月19日デビュー…試乗会も開催

  6. 西武鉄道の多摩湖線、台風9号で土砂流入…再開まで1カ月か

  7. 近鉄南大阪線・吉野線の新たな観光特急は『青の交響曲』…9月10日から運行

  8. 駅のホームドア整備を促す安全性向上検討会で、一般乗客への誘導案内依頼も議論

  9. JR西日本、大津駅のリニューアル10月完了へ…商業施設オープン

  10. JR東日本、高崎支社の211系をリニューアル

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら