【官能カーオーディオ!】新型 プリウス の“カーオーディオ攻略法”研究…パート4「ハイエンドシステム」

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トヨタ・プリウス byヴァイブス(石川県)
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人気車種、トヨタの新型『プリウス』においての、“カーオーディオ攻略法”を研究する特集をお贈りしている。第4回目となる今回は、その最終回だ。フィナーレに相応しく、豪華な「ハイエンドシステム」を搭載したクルマを例に取り、究極的な“攻略法”をリポートしていく。

製作したのは、石川県の有力ショップ、「ヴァイブス」。まずは、搭載システムの全容からご紹介していこう。


■国産ハイエンド・カーオーディオブランド“ビーウィズ”の、上級ユニットをフル搭載!

オーディオユニットはナビ以外、すべてをビーウィズの製品で固めている。というのも当プリウスは、「ヴァイブス」が創り出す“最高峰”のサウンドをデモするための1台である。なので、ショップとしてのイチ押しブランドが用いられ、さらには、それぞれに上級モデルが選ばれている。とことんHi-FIサウンドを極めるためのユニットチョイスとなっているのだ。

具体的にご紹介していこう。まず、ソースユニットが『STATE MM-1D』(税抜価格:20万円)。ルームミラー型のリニアPCMプレーヤーだ。コンパクトフラッシュを挿入し、その中に収められた音楽データを再生する、というタイプのユニットである。そしてそれを接続するデジタルシグナルプロセッサーとして、『STATE A6 Pro LR』を2台採用している。当機は『STATE A6』(税抜価格:28万円)のスペシャルバージョンである。さらにパワーアンプには『P-1』(税抜価格:15万円)を5台採用している。

スピーカー群は以下のとおりだ。トゥイーターが『C-50lll』(税抜価格:25万円)、ミッドウーファーが『C-130lll』(税抜価格:25万円)、そしてサブウーファーが『C-180lll』(税抜価格:30万円)。発売間もない同ブランドのフラッグシップ、『Confidence lll』シリーズで固められている。

なお、カーナビ(アルパインのビッグX)の音声出力も、プロセッサーの外部入力端子に接続されているので、ナビも1つのオーディオソースとして活躍している。このように、プロセッサーを用いると、使用中のナビを換えることなく、Hi-Fiオーディオシステムを構築することが可能となる。純正ナビを外せない、または、買ったばかりの市販ナビを換えたくないという方は、このようなやり方があることをぜひ、覚えておいていただきたい。


■静粛性の高いプリウスは、そもそもカーオーディオベースとして向いている。

ところで新型プリウスは、カーオーディオのベースとして向いているのかいないのか…。それについても「ブァイブス」にお訊きしてきたので、ご紹介しておきたい。

まず、「新型となってボディの剛性が上がっている印象を受ける」とのことで、カーオーディオのベースとしてのポテンシャルは、新型となり、より高まっている傾向にあるようだ。ボディ剛性が高いと、車体の不要共振が少なくなる等々、音にとってもろもろが有利に働くのである。

なおプリウスでは代々、センターメーターが採用されているのだが、これもカーオーディオのベースとしては有利な点である。ダッシュボードの形状がシンメトリーだと、周波数特性の乱れが起きにくくなるのだ。

逆にプリウスには、他車種に比べて少々見劣りする部分もある。トゥイーターの設置場所の選択肢が少ないのだ。結論を言うとこれは、欠点と言えるほどのことではないのだが、どのようなことなのか一応ご説明しておこう。

カーオーディオをカスタムインストールしようとするとき、トゥイーターの装着位置の候補は主に、ドアミラー裏か、Aピラーかの2択となる。しかしプリウスでは、ミラー裏は3角窓になっているので、そこにはトゥイーターを埋め込みづらい。実を言うとミラー裏は、左右の幅を一杯に使えるので、広がり感を得ようとするときに有利な取り付け場所であるという。その選択肢をプリウスでは選べないのだ。

ただプリウスの場合、Aピラーの根本が深い位置(リスナーから見て遠い位置)にある。これはこれで1つの利点だ。遠い位置にトゥイーターを置ければ、ステージの奥行き感を出しやすくなる。というわけで、選択肢は限られるものの、トゥイーター装着の条件は決して悪くない。プリウスにおいては、トゥイーターの設置場所は「Aピラーでキマリ」、ということでOKだ。

細かな点を解説したが、総じてプリウスはそもそもオーディオベースとして向いている。理由は静粛性の高さ。静かであることはすなわち、リスニング環境として有利。プリウスはオーディオを楽しむべきクルマの代表格と言っていい。どしどしカーオーディオを楽しんでいただきたいと、切に思う。


■リアルさ、きめ細やかさが最上レベル。さすがのハイエンド・サウンドを堪能できた。

話を「ヴァイブス」のデモカーに戻そう。ここからは、このスーパーハイエンドシステム搭載車の音について、詳しくリポートしていく。

結論から入ろう。このクルマの音は、とにかく凄い。どう凄いのかというと…。

最大の特長は、“リアル”さにある。リアルであることには2つのポイントがあるのだが、まずは、サウンドステージの再現性が超リアル。各楽器の位置関係が的確に表現されていて、しかもステージが立体的なのである。その立体的である度合いが、まったくもって極限レベルなのだ。

そしてリアルさの2つ目のポイントとは、音色のリアルさ。ボーカルは息づかいから声質、すべてが生々しく、各楽器も、手を伸ばせば触れられそうなほどに実在感が高い。当プリウスは、リアルさが両面においてすこぶる優秀だ。さすがの完成度だった。

さらには、音色の質感の良さも尋常でない。倍音が豊かに響いているので、実に耳当たりが心地よい。その上で滑らかでスムーズ。きめ細やかさもこの上ないのだ。低音の質の良さも際立っていた。反応が鋭いのでリズムの刻みが的確でグルーブ感が満点。エネルギー感も充実していて、ベースラインがぐいぐいと迫ってくる。

このクルマに搭載されているようなシステムをおいそれと手にすることはできないが、このような音が世の中に存在していることを、多くの方に知っていただきたいと願うばかりだ。「ヴァイブス」のお近くにお住まいならばぜひ1度、同店を訪れていただきたい。聴くだけでも価値がある。


さて、4回にわたって新型プリウスをベースに製作された4台のオーディオカーをご紹介してきた。それぞれ独自のコンセプトを持って、カーオーディオの楽しさを提案していたのだが、気になるクルマはあっただろうか。

新型プリウスオーナーも、それ以外のクルマのオーナーも、当特集に登場した各ショップのデモカーを参考にして、カーオーディオの投入をご検討してみてはいかがだろうか。クルマの中ならば、好きな音量で、好きな音楽を思い切り楽しめる。それをより良い音で聴けたら、さらに楽しくなるのは間違いない。ぜひ。
《太田祥三》

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