ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月24日、米国で開催中のニューヨークモーターショー16において、「2016ワールドラグジュアリーカー」を新型BMW『7シリーズ』に授与すると発表した。
ワールドラグジュアリーカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も高級車に相応しい1台を選出する。
条件は、2016年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象外。世界23か国、 73名のジャーナリストの投票で決定する。
そして、2016ワールドラグジュアリーカーは、新型BMW 7シリーズが獲得。新型アウディ『Q7』と、新型ボルボ『XC90』の欧州プレミアムSUV 2車を抑えての受賞となった。
なお、同賞は2014年に新設されたが、過去の受賞車は、2014年がメルセデスベンツ『Sクラス』、2015年が同『Sクラスクーペ』。BMWの受賞は、今回が初めて。BMWは、「新型7シリーズがブランドの傑出したフラッグシップであり、クラスの新基準を打ち立てることに疑いの余地はない」とコメントしている。