【新聞ウォッチ】高速道の最高速度120km/h解禁へ、日本でも「走る歓び」を体感

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。


2016年3月25日付

●三菱商事初の赤字1500億円、3月期見通し、資源安、商社損失相次ぐ(読売・1面)

●タカタが対応策説明、取引先の金融機関に(読売・10面)

●ガソリン高、2週連続(読売・11面)

●日本勢“売れ筋”投入、NY自動車ショー開幕(朝日・8面)

●高速120キロOK 歓迎と不安、警察庁、まず110キロ試行へ(朝日・39面)

●北海道新幹線期待乗せ、あす開業(毎日・3面)

●検知器鍵と一体化、日立とホンダ共同開発、飲酒なら動きません(毎日・7面)

●「ロードスター」世界一、日本初デザイン賞も、NYで発表、マツダ2度目、カー・オブ・ザ・イヤー(東京・7面)

●エコの看板米で維持狙う、トヨタ、NYで新型PHV披露(日経・11面)


ひとくちコメント

エコドライブよりも「走る歓び」を体感したいドライバーには朗報が相次いでいる。

自動車ジャーナリストで構成するワールド・カー・アワード選考委員会がニューヨーク国際自動車ショーで、2016年型の最優秀車にマツダのスポーツ車『MX―5(日本名ロードスター)』を選んだと発表。ロードスターはデザイン部門でも最優秀賞に輝いたそうだ。

そんなスポーツカーなどで走るには退屈と思われている日本の高速道路。だが、警察庁が重い腰をようやくあげた。現行で100km/hと規制している高速道路の最高速度について、安全性の条件を満たす区間に限って120km/hへの引き上げを認める方針を決めたという。

3月24日の各紙の夕刊が大きく報じたほか、首都圏では夕刊のない産経もきょうの社会面で「高速120キロ時代に」と取り上げた。また、きょう朝日は「高速120キロOK、歓迎と不安」とのタイトルでさまざまな反応を続報している。

2016年にも静岡県の新東名高速道路(御殿場~浜松いなさジャンクション間約145km)と岩手県の東北道(花巻南~盛岡南インターチェンジ間約31km)でとりあえず、110km/hで試行。安全案が確認できれば対象を広げて、120km/hに引き上げるという。

高速道路の最高速度を100km/hと定めたのは1963年に日本初の高速道路・名神高速道路が開通してからだが、その最高速度を引き上げるのは初めてとなる。ただ、大型トラックの最高速度は現行の80km/hのままと据え置くとみられる。

もっとも、警察庁のアンケートによると、速度差の大きい車が混在することに約4割の人が「不安を感じる」と回答したそうだ。このため「警察庁は最高速度の引き上げに合わせ、違反取り締まりの厳格化や安全教育の徹底を図るとしている」(毎日)。

「危険が高まらないか」「利便性が高まる」などと、朝日の記事のようにドライバーの受け止めは様々だが、急な車線変更や車間距離を守らないマナー違反こそ危険な行為であり取締りを強化するべきだろう。
《福田俊之》

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