【ランボルギーニ ウラカン LP610-4 試乗】びっくりするほど乗りやすく、バカッ速のスーパーカー…諸星陽一

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ランボルギーニ ウラカン LP610-4
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V12ではないエンジンを積む、いわゆるベイビーランボがこの『ウラカン』。エンジンは5.2リットルのV10を搭載する。

ランボルギーニのラインアップはV12を搭載するトップモデルと、その下に位置するV8やV10モデルで構成されるということが多い(V12=ディアブロ時代は異なる)。現在のV12モデルはアヴェンタドールで、V10モデルとして用意されているのがウラカンということになる。

『カウンタック』以降、V12モデルは跳ね上げドア、V8、V10モデルは横開きドアを採用していて、ウラカンもこの例にならい横開きのヒンジドアを採用している。シートは低い位置に設定されているが、乗り込みはさほど大変ではない。エンジンを始動するとシートの後からサウンドが響き圧倒的な存在感を主張する。

ミッションはデュアルクラッチの2ペダルMTで、オートマチックモードもある。ブレーキを踏んで、パドルレバーでギヤを入れ、アクセルペダルを踏み込めばクルマはスッと走り出す。『ガヤルド』時代はギクシャク感があったミッションもウラカンになってからは文句なしのフィーリングに進化。オートモードでもマニュアルモードでもシームレスにシフトアップ&シフトダウンが可能。スッキリとクルマを走らせることができる。

エンジンのパワーは610馬力/560Nm。これを4輪に分配するAWDの駆動方式を採用する。精密なトラクションコントロール&スキッドコントロールが組み合わされた4WDは、パワーを余すことなくタイヤに伝え、じつに運転しやすい。パッケージングの関係で視界には限界があるが、視界を確保するためにデザインを妥協したらもはやランボルギーニではない。スーパーカーらしさを味わわせてくれることこそ、ランボルギーニの魅力であり使命。『アヴェンタドール』には届かないものの、ウラカンもその使命を果たしているのは確かめられた。

なお車両本体価格は2970万円。★の評価は価格を考慮しないものとした。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★


諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。
《諸星陽一》

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