【SUPER GT 岡山テスト】初日のGT500トップタイムはWAKO'S 4CR RC F…レクサス&BS勢が上位占める

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

#6 レクサスRC F (GT500クラス)
  • #6 レクサスRC F (GT500クラス)
  • #31 PRIUS apr GTと#25 VivaC 86 MC(ともにGT300クラス)
  • #55 BMW M6 GT3(GT300クラス)
  • #63 ランボルギーニ HURACAN GT3(GT300クラス)
  • #36 レクサスRC F (GT500クラス)
  • #37 レクサスRC F (GT500クラス)
  • #12 日産GT-R (GT500クラス)
  • #100 ホンダNSX(GT500クラス)
19日、岡山国際サーキットでSUPER GTの公式テストが始まった。初日のGT500クラストップタイムは、LEXUS Team LeMans WAKO'SのRC F、大嶋和也&アンドレア・カルダレッリが記録している。

岡山国際サーキットのファン感謝デーと併催のかたちになる2日間の公式テスト。これまでも各地でGT500各陣営を中心にテストが重ねられてきてはいるが、開幕戦を3週後に控えたタイミングでの、開幕戦開催コースでの大規模合同テストである。非常に重要な位置付けのテストとなることは間違いないところだ。

GT500クラスが15台、GT300クラスは27台で、計42台の参加。カラーリングのイメージが昨季から大きく変わったチームや、未塗装の部分を残すマシンもGT300には多く見られるなど、開幕近しとはいえ、まだまだテスト中、という雰囲気も併せつつの走行セッションとなっている。初日午前は開始時点がウエットで、徐々に乾いていく方向の路面推移。午後はドライ。

午前のセッションでは、#12 カルソニック IMPUL GT-R(安田裕信&J-P.デ・オリベイラ/タイヤはブリヂストン=BS)が唯一の1分19秒台となる1分19秒776でGT500のトップタイムを記録。2~5番手にはBS装着のレクサスRC F勢が4台、いずれも1分20秒台で続いた。BS以外のタイヤ装着車では、1分21秒039で6位の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲&千代勝正/ミシュラン=MI)が最上位。

あくまでもテストなので、ベストタイムの順番だけでは占えない面も大きいが、この日は午後もベストタイムシート上の優位をBS勢が維持した。4台のRC Fに#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴&伊沢拓也)、そして#12 GT-Rという計6台のBS装着車が1分20秒を切り、そのなかでRC Fが1-2-3-4を独占。#6 WAKO'S 4CR RC F(大嶋&カルダレッリ)だけは1分18秒台に入り、1分18秒877で午前午後総合トップとなった。

大嶋和也のコメント
「午前中はコースが濡れたままだったので、あまり無理をしても、ということで、アンドレア(カルダレッリ)がクルマの確認をした程度でした。午後は(コースも)乾いてきたのでアンドレアがタイヤをテストして、僕がタイムを出していくパターンで走りました。最後に1度、ちょっとアタックをして出たのが今日のベストタイム。完璧なアタックでもなかったと思うし、まだまだタイムは上がると思います。

シーズンオフにマシンがずいぶん速くなっています。特にエンジンのパワーは明らかに上がっていました。これであと少しドライバビリティを改善してもらえると、素晴らしいタイムが出せると思います。

これまでも僕らは開幕戦(岡山)で好調だったし、(岡山で過去2年)勝っているアンドレアが加わったことで、チームとしても今年は必勝、とモチベーションが上がっています。スポンサーさんが変わり、カラーリングも変わったりしたので、ここ(開幕戦)で勝って、チームの一体感を高めてシーズンに臨みたいですね」

#6 RC Fを走らせるチームルマンは、昨季を最後に第一線から引退した脇阪寿一が監督に就任したチーム。かつて2002年に脇阪がGT500初王座を獲得した古巣でもあるが、まずは幸先のいい出足となったようだ。

初日の午前午後総合のGT500クラス上位タイムは以下の通り。タイヤ的にはBSが1-2-3-4-5-6、マシン的にはレクサスRC Fが1-2-3-4を占めている(GT500では6位の#12 GT-Rのみ、午前のタイムの方がわずかに速かった)。

1位 #6 レクサスRC F(大嶋和也&A.カルダレッリ/BS)1分18秒877
2位 #36 レクサスRC F(伊藤大輔&N.キャシディ/BS)1分19秒349
3位 #37 レクサスRC F(J.ロシター&平川亮/BS)1分19秒521
4位 #39 レクサスRC F(H.コバライネン&平手晃平/BS)1分19秒559
5位 #100 ホンダNSX(山本尚貴&伊沢拓也/BS)1分19秒736
6位 #12 日産GT-R(安田裕信&J-P.デ・オリベイラ/BS)1分19秒776
7位 #1 日産GT-R(松田次生&R.クインタレッリ/MI)1分20秒034
8位 #24 日産GT-R(佐々木大樹&柳田真孝/ヨコハマ=YH)1分20秒050

新車ラッシュのGT300クラスでは、午後に1分27秒521をマークした新型(ZVW50型)プリウス、#31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀&中山雄一/BS)が総合トップタイム。総合2番手は午前首位だった#2 シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂&加藤寛規/YH)で、総合3番手は午前午後とも2番時計の#25 VivaC 86 MC(土屋武士&松井孝允/YH)と、昨季から本格導入されたマザーシャシー(MC)使用車が2-3を占めている。

総合4番手は#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人&山内英輝/ダンロップ=DL)。この日はベストタイムの序列に関する限り、マザーシャシー使用車(2&3位)を含めた“JAF-GT勢”に区分されるマシンたちがトップ4と優位だった。総合5番手は、国産ブランドだがFIA-GT3規定車である日産GT-R NISMO GT3の#3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹&J.マーデンボロー/YH)。

ドイツやイタリアのFIA-GT3規定ニューカー勢では、6番手タイムの#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一&小林崇志/BS)が最高位。まだまだ、いろんな意味で手探りし合っている状態なのかもしれない。

テストは明日(20日)も続き、午前午後とも約2時間ずつの走行セッションが予定されている。
《遠藤俊幸》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめの商品

モータースポーツ/エンタメ アクセスランキング

  1. 【SUPER GT】レクサス LC500…来季は規則で速度抑制も、開発の永井氏「速くするのが仕事」

    【SUPER GT】レクサス LC500…来季は規則で速度抑制も、開発の永井氏「速くするのが仕事」

  2. 【SUPER GT】レクサスの17年GT500クラス新車は LC500 …鈴鹿で初公開

    【SUPER GT】レクサスの17年GT500クラス新車は LC500 …鈴鹿で初公開

  3. 【グッドウッド16】780馬力 インプレッサ がヒルクライム最速、マクラーレンP1 超えた

    【グッドウッド16】780馬力 インプレッサ がヒルクライム最速、マクラーレンP1 超えた

  4. 【SUPER GT】脇阪寿一監督らが鈴鹿で地域交流フットサル大会を実施

  5. 【新聞ウォッチ】全日空の「B787」、英ロールス・ロイス製エンジン不具合で350便欠航へ

  6. マクラーレンのPHVスーパーカー、P1 で通勤…日本人弁護士[動画]

  7. 【MotoGP 第15戦日本】事前PRイベントでバイクTV番組公開収録…9月11日 渋谷

  8. 【MotoGP 第15戦日本】今年は金曜日から! バイク芸人ら3日間の観戦を熱望!!

  9. 【新聞ウォッチ】運転中の「ポケモンGO」で国内初の死亡事故

  10. レクサスで行くネスレマッチプレーレクサス杯観戦ツアー、特別な3日間

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら