セーレンは3月18日、メキシコ子会社のビスコテックメキシコが建設を進めていた自動車内装材の生産工場が完成したことを発表した。
ビスコテックメキシコは、完成車メーカーのメキシコ増産へ対応したシート材供給や、高付加価値商品投入による北米市場での競争力強化を目的に2014年9月に会社を設立し、2015年より新工場の建設を開始していた。
今後、2016年6月よりファブリックシート材での量産スタート、また同年10月より高付加価値商品である革を超える新素材「クオーレ」の量産スタートを予定している。
今回完成したメキシコ工場は、、日本、米国、中国、タイ、ブラジル、インド、インドネシアに次いで8か国目、24拠点目の生産工場となる。セーレングループは、今後もグローバルサプライ拠点の充実・強化を推し進めていく。