5リットルV8エンジンを押さえ込む…レクサス LC500 、すべての造形の出発点

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レクサス LC500(デトロイトモーターショー16)
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  • 谷川じゅんじ氏、アーティスト・平川紀道氏、「LC500」デザイナー・森忠雄氏が登壇したトークショー「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平」(六本木ヒルズ森タワー52階 東京シティビュー、3月15日)
デトロイトモーターショー16で初公開されたレクサスの新最上級クーペ『LC500』は、ボンネットフードをいかに低くするかという命題に、技術とデザインを集中させたという。レクサスデザイン部グループ長の森忠雄氏が、3月15日、六本木で開催されたトークショーで語った。

「低いフェンダーとフード、そこをいかに押さえ込むか。この課題こそがLC500のすべての造形の出発点だった。このフロントが上がってしまうと、全体が大きく変わっってしまう。5リットルV8エンジンを積んだ上にフードをしっかり低く押さえ込むところに苦労した。そのうえで、四隅のタイヤを強調するフェンダーの張り出しなどの造形へと続く」。

デザインにも最先端のテクノロジーが注ぎ込まれたが、それでも「地道な空間づくりの連続だった」と森氏は続ける。

「フードを低くするということは、サスペンションのアッパーアームをいかに低く押さえるかにつながる。その上に空間ができて、事故のときにフードが持ち上がるポップアップフードという機能も入れ、走行性能も確保しなければならない」。

フードのラインがリアまで延びるのではなく、Aピラーとつながる点について森氏は、「ボディの上にキャビンが乗ってるというイメージじゃなくて、フロントからリアまでの流れがインテグレートされている。そんな点も新しいレクサスの方向性」と伝えていた。
《大野雅人》

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