米国の自動車最大手、GMのシボレーとGMCブランド。両ブランドが北米市場において、ピックアップトラックを中心に、リコール(回収・無償修理)を行う。これは、GMが明らかにしたもの。シボレー『コロラド』、『マリブ』、GMC『キャニオン』のリコールを届け出た、と発表している。コロラドとキャニオンは兄弟車で、GMの主力中型ピックアップトラック。マリブはシボレーブランドの主力中型セダン。今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。GMによると、2段展開式エアバッグが高速走行時の事故の際、正しく展開しない恐れがあるという。なお、現在進められているタカタのリコールとは、無関係。リコールの対象となるのは、2016年モデル。米国とカナダで販売された車両が、リコールに該当する。GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、運転席エアバッグを交換するリコール作業を実施する。GMは、「この不具合に起因した事故や負傷者の報告は受けていない」と説明している。
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