日本ミシュランタイヤは、トラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュラン XOne」が、三和運輸(奈良県橿原市)が新たに導入した食品タンクローリー車の新車装着タイヤとして採用されたと発表した。
ミシュラン XOneは、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を達成。車両の輸送効率向上と環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤで、駆動軸にも使用できるということで注目を集めている。
三和運輸は、澱粉・糖化製品を一貫生産するメーカーの原材料ならびに製品の輸送を展開。液糖輸送の場合、比重が非常に高く、限られたタンク容積で効率的に積載量を確保することが求められる。今回、従来車両に比べ1台当たり約100kgの積載量向上が可能という提案を受け、同社が導入するタンクローリー車の後輪軸に、ミシュラン XOne XDN2を採用することを決定した。